新しい職場が決まったとき、給料について交渉する人は多くないかもしれない。しかし、入社前に必ず交渉はすべきだと専門家は主張する。少しでも好条件で円満入社できるコツを伝授しよう。
給与についての交渉は厄介な作業になることがある。自分の価値に見合う額を得たいと思う一方で、未来の雇い主をむっとさせたり、しり込みさせたりしたくはないからだ。厳しい求人市場では状況はさらに厄介になる。オファーが少なく求職者が多いときは、オファーされたものを何であれ受け入れたいと思うかもしれない。だが、それが最も賢明な策であることはめったにない。
求人市場の状態がどうあれ、交渉は必ず行うべきだ。ハーバード経営大学院の経営学教授で、『When Does Gender Matter in Negotiation?』の共著者、キャサリン・マクギンは、「オファーをそのまま受け入れるのは絶対に得策ではない」と言う。新しい会社や新しい職務に移るときは、自分の報酬を増やすチャンスなのだ。そのようなチャンスはさほど頻繁に訪れるものではない。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
