6年生は「目の前の一問に集中する姿勢」が大事

6年生になると、どの塾でもアウトプットの練習がスタートするので、よほど基礎ができていない子を除き、受講することをすすめる。6年生の夏期講習は、演習と解説という構成になる。10〜15分の間に、2〜3問を解くように課され、その後に講師による解説が行われる。

しかし、制限時間内にすべての問題が解き終わる子は少ない。そこで、まずどの問題を解くか取捨選択し、選んだ問題は「絶対に正解させてみるぞ!」という強い気持ちを持って、目の前の一問に集中することだ。ここでなんとなく問題に向かい、できなかったら後で先生の解説を聞けばいいや、と思ってはいけない。