「疑問を提示→回答」は効果的な流れ

話の展開として「時間」を用いるなら、たとえば時系列に話を追っていくと聞き手にとってわかりやすい。たとえば経費の調整にはじまり、材料の調達、プログラミングや加工段階、完成品、今後の展開にいたるまでを流れとして伝えるなど、「過去」「現在」「未来」といった時間の流れで話がとらえやすいだろう。その流れの過程におもしろさや魅力があれば、これが一番の方法だ。

「空間」なら、物理的に建物の屋上から市街地を眺めるかのように、都市計画を説明していくのもいいだろうし、コンピュータの基盤の上で、回路がどのように組まれているかを説明していく方法もある。

あるいは「こんな製品があったらどんな世の中になるか」といった仮説を立て、過去の欠点や矛盾点をあげ、新製品の利点を証明し、結論にいたるなど、「論理」面からの展開も可能である。新製品なら「従来に欠けていたもの」を指摘して、「解決策」として製品をあげる流れも考えられるだろう。

話をするのに、絶対的に決まった順序はないが、“効果的な順序”はあるはずだ。

それは「時間」「空間」あるいは「論理」なのか……これらをヒントとして、自分の話が一番効果的に伝わる順序だてを考えて話をしてみれば、きっと今日の話の成果につながることだろう。

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