何かするたびに愛子さまと比べられてしまう
それは秋篠宮さまの、天皇家への遠慮なのだと解説してくれた人がいた。新聞社で何十年も皇室取材に携わったジャーナリストだ。次男に生まれた秋篠宮さまは、長男である天皇家より目立ってはいけないという思いが強い、と。
今回の会見について、「家族とのエピソードが少ない」などといった指摘も出ていたが、「遠慮」という目で見ればあのくらいが適量なのかとも思えてくる。同時に、何を言ってもネット民へのガソリンになってしまうと思ったのかもしれない。
そんな深読みをしてしまうほど、悠仁さまは大変だ。この大変さを解決するには、皇室の時代にあったあり方を考えるほかにない。だがそれを論じるべき国会の動きは、すごく鈍い。「女性宮家の創設」や「旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える」ことを与野党で協議していると時々伝えられるが、本音のところは「悠仁さまがいるのだから、慌てて議論する必要なし」ではないだろうか。
一方、世論では女性天皇という選択肢がメジャーになっている。2024年5月の毎日新聞の世論調査によると、81%が女性天皇に賛成だという。ジェンダー視点からも、そして安定的皇位継承の観点からも、「愛子天皇」を思う人は増えこそすれ、減ることはないだろう。だからこれからもずっと、悠仁さまは何かをするたびに愛子さまと比べられるに違いない。
4月から筑波大学生命環境学群1年生になる悠仁さまで気掛かりなのは、通学手段でもどこに住むかでもなく、このことだ。
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