<トランプ政権が発動した対中関税の影響で、アメリカの消費者が購入するあらゆる輸入品が値上がりする可能性がある。特に家電、衣類、家具、自動車部品など、身近なアイテムの価格上昇が予想されている:ケイト・レナピンスキー、クレア・ディッキー>
家具店のダイニングテーブルのコーナー
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中国からの輸入品に新たな関税を課すというドナルド・トランプ大統領の決定は、アメリカ国内であらゆる日用品の価格を押し上げる見通しだ。中国も報復関税を課す中で、アメリカの消費者は間もなく、家電から衣類、自動車部品に至るまで、あらゆる製品の購入に際して値上がりを実感することになるかもしれない。

トランプは中国からの輸入品に対する10%の追加関税を発動。これでアメリカの消費者物価は上昇が予想される。

関税は輸入品にかけられる税金であり、中国に製造を頼る企業のコスト増大につながる。多くの企業はそうしたコストを消費者に転嫁する可能性があり、日用品の一層の値上がりを招く。

中国はアメリカの一大貿易相手国であり、家電、衣類、家具、自動車部品を供給している。追加関税はサプライチェーンの再編を引き起こし、複数の産業をまたいで物価を上昇させ得る。

バンクレートの上級副社長兼最高金融アナリストを務めるグレッグ・マクブライドは本誌の取材に対し、中国からの輸入品に対して追加関税を課すことで、対象製品の価格は一時的に上昇すると予想した。

しかし「ごく一部を挙げただけでも、為替レート、利益率、市場シェア、代替効果、報復措置、需要の減少といったさまざまな変動要因が絡むことから、現実は違ったものになる可能性がある」とみる。

値上げが予想される品目

中国からの輸入品に対する追加関税によって、以下のような製品の値上げが予想される。

エレクトロニクス:「iPhone」「MacBook」などの製品を中国で製造しているアップルのような企業は、製造コストの上昇に伴い値上げを強いられるかもしれない。