3大サービスの特徴

「Amazonプライム」はなんといっても、利用料が安いです。月額600円ですし、アマゾンで買い物をしたときに配送料がタダになるなど、動画配信以外の数多くの特典もついています。実は日本の「Amazonプライム」の会費は、米国の約3分の1。日本はネットショップで楽天市場やヤフーショッピングと競合するため、安く抑えられているというのが定説です。一部の日本制作の映画などはAmazonプライムで先行配信するなど、コンテンツ面でも差別化を図っています。

リモコンを持ち、動画のメニューから選択している人
写真=iStock.com/Pavel Muravev
※写真はイメージです

「Netflix」はオリジナルコンテンツが多く、制作費の高さからクオリティが高いです。CMに依存していないので、スポンサーに配慮する必要がほとんどない分、攻めたコンテンツをつくれます。最近では話題になる作品も多く、会社の同僚や取引先、あるいは友人とのコミュニケーションにも役立ちます。現在、最安値プランは月額890円です。広告付きではありますが、ユーチューブほどは、広告が入りません。私自身も最近、オリジナルドラマ「地面師たち」を全話見ましたが、ほぼ広告は入りませんでした。最安値プランでもそれほどストレスはないでしょう。退会してもアカウントが残るので、再開しやすいのもメリットです。見たいドラマや話題のコンテンツがあるときに入会して一気見。その後は退会して次に見たいものが出たら再開する方法もアリです。