不安と戦い、前に進むから成功者になれる
「過去を追うな。未来を願うな。過去はすでに捨てられた。未来はまだやって来ない。だから現在のことがらを、現在においてよく観察し、揺ぐことなく動ずることなく、よく見きわめて実践すべし。ただ今日なすべきことを熱心になせ。誰か明日の死のあることを知らん」(マッジマニカーヤより)
実にどんな時代にも、どんな業界にあっても、成功者と呼ばれる人たちは、不安と戦いながらも実践し、前に進んでいる。
成功しているスポーツ選手は、不安だからこそ、練習を怠らない。
成功している経営者は、不安だからこそ、新規事業にチャレンジする。
成功している芸能人は、不安だからこそ、技芸の練磨に余念がない。
成功者とは何も、名の知れた有名人に限らない。
成功している農家は、不安だからこそ、研究耕作を怠らない。
成功している主婦は、不安だからこそ、料理、洗濯、掃除、買い物に工夫を凝らす。
しかもそれらの創意工夫を、「苦しみながら」ではなく、「楽しげに」行っている。
くれぐれも、「不安」に問題があるのではない。
生き抜くために備わった不安を「敵」と見るか、武器と見るか。
高度に発達した記憶力と想像力を「妄想」に使うか、「創造」に使うか。
「不安」の見方と心身の使い方を見直せば、人生はきっと生きやすくなる。