明確な理由を疑問っぽく返す

ケース2)「モテないよね」

●お笑い脳の会話2
「○○って女性にモテないよな〜」
「ん〜何でだろ? 毎日、風呂入ってないだけなんだけどな〜」
「いや、入れよ(笑)」

勘の良い方は気づいたかもしれませんが、この技術のミソは「モテない明確な理由」の最後に「だけなんだけどな」と言うところにあります。これは「会話1」に関してもそうです。

「だけなんだけどな」というこの言い切りこそが、相手から「だけじゃなくて! 原因は全部それだろ‼」というツッコミを引き出して、おもしろくしているのです。

同僚と昼食をとっている笑顔のビジネスマン
写真=iStock.com/Portra
※写真はイメージです

悲しいときは…

悲しいとき、イジられたとき、イヤな気持ちになったときには、周りから物を貰おうとすると笑いが取れます。

ケース3)フラれて悲しいとき

●普通の会話1(悲しい状況)
「私絶対○○さんとは付き合えないと思う(笑)」
「うわぁ〜ショックだわ〜」

この悲しい状況でも、ある物を貰おうとすると笑いに変えられます。

●お笑い脳の会話1(悲しい状況)
「私絶対○○さんとは付き合えないと思う(笑)」
「誰か、ハンカチ持ってない?」(涙を拭く動作)
「(笑)」

こんな感じで、悲しい状況のときは周りにハンカチを貰おうとしましょう。そうすると、悲しい状況だから涙を拭おうとしていると連想できて、おもしろく感じますよね。