退屈すぎてもメンタルに悪影響がある

自分の仕事を物足りないと感じたり、就業中に手持無沙汰に感じる時間があったり、仕事中とにかくゆっくり時間が過ぎていくように感じられたり……ということも。そんな状態は「ボアアウト」と呼ばれています。

「仕事が楽ならいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、ボアアウトの状態が続くと、自信が失われたり、自分の仕事の処理能力が下がったように感じられてくることがわかっています。そして、仕事以外のことにも気力が低下して、気晴らしすらやる気が起きず、疲労感や倦怠感が強くなっていきます。次第に、「この状態を改善しよう」という気力すらも湧いてこなくなり、悪循環に陥ってしまいます。

職場のメンタルヘルスでは、仕事量が多かったり、専門的な知識や技術が高度に求められる仕事、緊張感の高い仕事など「負荷の大きさ」が私たちの心身の健康に影響するという面が注目されがちですが、「退屈」が人の元気を奪うこともあるのです。目の前の仕事に意味を感じられたり、達成感が得られることが、いかに大切なことなのかに気づかされます。