「中国」と「韓国」にやりたい放題されている
現地在住者によると、シャインマスカットはタイ同様に叩き売りされている状況が続いているという。実際に筆者がインドネシアにおけるシャインマスカットの販売状況を調べると、驚くべき実態が浮かび上がってきた。
その前に、まず、シャインマスカットとは何か、軽く説明させていただきたい。このブドウは元々、日本の農林水産省が所管する農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)によって育種・登録された、広島県で生まれた品種だ。ブドウの種がないため、食べやすく甘味に定評がある。値段も比較的手頃な価格帯から数万円する高級品など幅広い。
2006年に国内で品種登録されたが、当時は輸出を想定していなかったため、海外での品種登録を行っていなかった。それが仇となり苗木が海外に流出、中国や韓国などで栽培されてもライセンス料やロイヤリティー(使用料)を徴収する権利をもっていないため、農林水産省の推計によると、すでに100億円以上の損失を生んでいるという。
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