この活躍が認められ、プレミア12で侍ジャパンに初選出されると、11月13日、初戦のオーストラリア戦で登板。5―3と2点差に追いあげられた状況だったが、3者連続三振を奪って、相手に傾きかけた試合の流れを断ち切り、勝利に貢献した。

「直球は150キロ前後と目を見張る速さではないが、回転数が多くホップ成分が多いので、打者は直球と分かっていても振り遅れる。中継ぎに回り、全力で腕を振れるので完全にハマっています。フォークの精度も上がったのでなかなか打てない。制球で崩れる心配がないのも強みです。メジャーは救援の台所事情が苦しい球団が多い。先発に比べてリリーバーの日本人投手は少ないですが、これから増えていくと思います。藤平はまだ実績が少ないですが、来年以降も活躍を続ければ、評価がさらに上がると思います」(メジャーリーガーの代理人)

被本塁打ゼロの国立高専出身投手

メジャー西海岸のスカウトが「お気に入りの投手」と話すのが、阪神の石井大智だ。