体内時計をコントロールするうえで朝食は重要
食事のなかでも、とりわけ朝食は有効です。光を浴びて体内時計のマスタークロックをリセットしたうえで、朝食をとり、あらゆる細胞のサブクロックを調整することで脳と体が、最適なリズムを刻みます。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(令和元年)によると、20〜29歳の朝食の欠食率(菓子や果物、サプリメントの摂取を含む)は23%で、30〜39歳で24.6%と、驚くべきことに4人に1人ほどは朝食を食べていません。
体内時計をコントロールするうえで朝食はカギを握っています。夜眠れないと悩んでいる人は、朝の食事をとる習慣をつけることをおすすめします。
(イラストレーション=坂本奈緒)