イオン経済圏の人はイオン銀行がおススメ

イオン銀行は住宅ローンに力を入れており、本業収益の約6割を貸出金利息が占めるなど、3行の中では最も銀行らしい銀行と言えます。

「Myステージ」という特典プログラムを設けており、AEON Pay(イオンペイ)、電子マネーWAONの利用、定期預金や投資信託等の積立、給与や年金受取りなどの取引状況に応じてステージが決まり、それに応じて普通預金金利が上がったり、他行ATMや他行宛振込みの手数料が優遇されます。イオンモール等に店舗を設け、住宅ロ-ンや資産運用などの相談をすることができ、幅広い金融サービスを提供しています。

キャッシュカード・クレジットカード(イオンカード)・電子マネーWAONの3つの機能が一つになったイオンカードセレクトを使い、イオングループの対象店舗で買い物をするとWAON POINTがたまりやすくなるため、日常的にイオン経済圏で消費行動をする人にとっては、イオン銀行を生活口座にすることによって、自然体で優遇が受けられる可能性が高いです。

セブン銀行はATMが圧倒的に多い

セブン銀行は、デビット付きキャッシュカードとセブン&アイグループのセブンカード・プラス(クレジットカード+電子マネー)を併用するとポイントが貯まりやすく、セブン&アイ経済圏で日常的に買い物をする人にとってはお得に利用できそうです。

ATM設置台数が2万7000台を超え、ゆうちょ銀行に次ぐ規模となっていることから、通勤通学の途中で駅やセブン-イレブンでATMを利用する人は多いかもしれません。他行の自分名義の口座から毎月定額をセブン銀行口座に無料で自動入金してくれるサービスもありますので、1カ月分の生活費用の口座として持っておくのもいいでしょう。

ローソン銀行は、クレジットカード「ローソンPontaプラス」を利用することでPontaポイントが貯まりやすく、特にローソンでの買い物だとポイント還元率が高くなります。ネット銀行としては後発ですが、KDDIとの提携でPontaポイントの会員数は1億人を軽く突破し、将来的にauじぶん銀行との融合が進んでいくかもしれません。