玉ねぎの芽はそのまま食べてOK
玉ねぎの中心部「芯」は、葉に養分を送る重要な場所。カリウム・リン・マグネシウムなどのミネラルは芯にもっとも多く、全体の3〜4割がここに。
芯をポイ捨てすると、せっかくの成分が大ロスに!
玉ねぎの根は活発に細胞分裂をしているため、適度な温度や光があると発芽します。この芽には玉ねぎの風味と栄養があるので、取り除く必要なし。刻んで薬味などに使いましょう。
発芽すると玉ねぎ本体の栄養が失われるので、早めに切り離さないとソンです。
繊維を壊して空気に触れるとアリシンが発生
玉ねぎには特殊なアミノ酸、アリインが含まれ、分解されると、「アリシン」という成分になります。血液サラサラ効果や、免疫力アップ効果が期待できます。
アリシンは、細胞が壊れて空気に触れないと発生しません。そのため、切らずに丸ごと調理したり、繊維に沿って大きめに切ると、アリシンの成分が少なくなって大ゾンすることに。
おすすめの切り方は繊維を細かく断つ、みじん切り。切ったあと10〜30分常温で放置すればアリシンがさらに増加します。