これから買っても総合利回り7%台が狙える銘柄も「優待株4銘柄」
★クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)
全国にレストランやカフェを展開する外食企業です。
和食レストラン「かごの屋」、居酒屋「磯丸水産」、カフェ「あずさ珈琲」など、幅広い形態の飲食店を展開しています。優待食事券の対象店舗は日本全国に200超ブランド、900超の店舗があるので、使い勝手は抜群です。
【株価】1061円⇒1110円(+3.7%)
浮き沈みの激しい外食企業ながら、比較的、株価は安定しています。
また、長期的には株価は右肩上がりとなっており、株主優待を受取りながらも、新NISAでの長期的な資産形成にも向いています。現在、10万円程度の投資額で、年間4000円分の優待食事券は、優待銘柄として十分魅力的な水準です。
★エディオン(2730)
中部・西日本地盤の大手家電量販店です。
家電販売だけでなく、リフォーム事業にも注力しており、住宅関連分野での事業拡大にも期待できます。
エディオングループ全店舗で利用できる優待ギフトカードは年間3000円分ですが、1年以上保有で1000円分、2年以上保有で2000円分、3年以上保有で3000円分加算されます。
【株価】1464円⇒1598円(+9.2%)
株価はこの半年間で1割額弱値上がりするも、3年以上保有時(年間6000円分のギフトカード)の優待利回りは3%台後半と、今なお、高水準です。
また、安定した配当金も魅力で、配当利回りは現在2%台後半と、十分満足な水準と言えるでしょう。
株価は長期的には右肩上がりながら、PBRはまだ1倍を切る水準なので、今からでも十分に投資妙味はあると言えます。
★TOKAIホールディングス(3167)
東海地盤のガス供給事業会社です。
ガス供給事業以外にも、情報通信、飲料水配達、ブライダル事業など、幅広い事業を行っています。株主優待は、天然水やクオカード、グループ会員サービスポイントなど、幅広い選択肢が用意されています。
【株価】951円⇒963円(+1.3%)
株価はここ数年、横ばいが続き、非常に安定した状況と言えます。
現在、10万円程度の投資額で、年間4000円程度*の優待は、十分魅力的な水準と言えるでしょう。
*天然水ペットボトル(年間24本)を選択した場合の評価額で独自試算
また、安定した業績のもと、高い配当金も安定して支払われ続けていて、現在、配当利回りは3%半ばと、高配当株としても通用する水準です。そして、優待利回りと配当利回りを合わせた総合利回りは7%台と、投資魅力は非常に高いです。
★イオン(8267)
国内首位級の大手総合スーパーです。
生活に欠かせない小売業として手堅いディフェンシブ銘柄ながらも、銀行や保険等の金融事業や不動産事業も展開しており、今後の成長も期待できます。
株主優待のキャッシュバックは年間最大6万円(年間買上金額上限200万円×3%)と、フル活用すれば、優待利回りは約18%にもなります。
【株価】3069円⇒3406円(+11.0%)
株価はこの半年間で1割強上昇、長期的にも上昇傾向にあり、PERは60倍超と相当な割高な水準となっています。
とはいえ、キャッシュバック優待の効果は凄まじく、普段からイオンを利用している人であれば、新NISAで一生涯持ち続けたい銘柄と言えます。