将来の逸失利益は数千万円になる

子供が友達に、ケガをさせてしまった……。こんなときは何をおいても、すぐお見舞いや謝罪に行くべきです。障害が残るような大ケガであればなおのこと。子供や友人、学校からざっと情報を収集したら、できるだけ早く駆けつけてください。

なぜなら相手の親にしてみれば、ケガをしたその日に顔を見せるのと、1週間後に腰を上げるのとでは、謝罪の重みが違う。時間がたてばたつほど相手側の被害感情は高まり、問題解決にマイナスとなります。第一報を聞いてすぐに飛んでいき、その後も頻繁に見舞ったり電話したりしていれば、関係は続いていく。それをせずにいきなり弁護士を立てたり、すべて学校に押しつけたりしていては、今後の話し合いがうまくいくわけがない。

とはいえこちらにも、「ケガをした子のほうが先にケンカをしかけてきた」とか、「学校の設備に問題があった」などの言い分があるかもしれません。しかし詳しい原因や責任の度合いなどは、あとから追及すればいいのです。謝ることと、非を認めることは同じではありません。「治療費や慰謝料については、事情を調べてから、できる限りのことをさせていただきます」でいい。まずは謝罪で、原因究明や損害賠償の話はそのあとです。