座ったまま簡単にでき、疲労感も激減する

デスクワーク中の3秒スイッチストレッチ

①椅子の肘掛けに手を当ててお尻を浮かせます(肩甲骨を寄せると猫背予防にも繋がり、姿勢もキレイになります)。肘掛けがない場合、座面に手を当ててお尻を浮かせます(少しだけでも浮けばOK)

②お尻を浮かせた状態で、顎を天井に当てるようなイメージで持ち上げ(目線はなるべく背中側の壁を見るように)、そのままの状態を1、2、3とキープします

③目線や顎の位置を変えずにお尻をつけて座り、ゆっくりと姿勢を戻します

これで、驚くほど頭がスッキリし、思考がクリアになった感覚を得られます。

また、このスイッチストレッチの素晴らしいところは、ストレッチ後の姿勢も崩れにくいことです。

堀大輔『「眠りをコントロールする」24の方法 うまくいく人の睡眠の法則』(総合法令出版)
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身体が理想的な姿勢でセットされるので、姿勢が崩れにくく、疲れにくい状態で座り続けることができるのです。

長時間デスクワークをする人は、30分に一度でも、このスイッチストレッチをすることで、終日デスクワークだった日の終わりに感じる疲労感も激減します。

疲れてからストレッチをするのではなく、疲れる前にストレッチを入れることが長時間同じ行動をするときのポイントでもあります。

また、普段の姿勢も良くなり、この座り方をキープするだけで、お腹周りのシェイプアップ効果も期待できます。お腹周りが気になる人は、ぜひ実践してみてください。

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