急に仕事を振られてもスケジュールが破綻しないコツ
(1)優先順位の高いタスクを週の初めに終わらせる
例えば、今週の重要なタスクを月曜日から実行していったところ、水曜に急な仕事の案件を振られたとします。しかも緊急を要する仕事です。そうなったら、今週のタスクを確認します。
今週中に必ずやっておかなければいけないタスクを月曜と火曜で終わらせていれば、急な仕事を受けられると判断できます。予定していた今週の残りのタスクは、来週以降で再調整します。
つまり、1週間のタスクを書き出したときに、優先順位の高いタスクを週の初めに終わらせるようにスケジューリングするのです。
では、月曜日に急な案件が降ってきたとしたらどうでしょうか?
その場合は、まずはもともとやろうと思っていた今週のタスクの中で、今週中に必ず終わらせなければならないタスクを洗い出します。
そのタスクの最終期限と、実行にどのくらいの時間が必要か、予測時間を確認します。
そして、急な仕事の案件にどれくらい時間がかかりそうか予測を立てながら、優先順位を決めていきます。
時間が足りないと判断したら、他に任せられる人はいないかなど、対応策を考えることができます。
1週間で動ける時間がどれだけあるか、把握できているか
(2)1週間の時間を見える化する
さて、目標や夢のために動ける時間は1週間に何時間あるでしょうか?
現実的な目標や計画を立てるためにも、まず時間がどのくらいあるのかを知ることが重要です。
理想ではなく、現実的に考えていきましょう。1日は24時間ですから、1週間=24時間×7日=168時間です。それに対して、目標や夢のために動ける時間は何時間でしょうか? まずはその時間をしっかりと認識してください。
人間にとって、時間は常にあって当たり前の存在です。1日24時間と決まってはいるものの、命ある限り、時間はいつも目の前にあります。時間は有限なのに、慌ただしい日常を送ることで精一杯だと、時間があることのありがたみをつい忘れてしまいます。
時間を見える化して、時間が限られているということを、常に自分に意識させていきましょう。