スマホを目覚まし時計代わりにしてはいけない

寝る前、最後に見るのがスマホ。

朝起きて、最初に見るのがスマホ。

……思いあたる人も、少なくないのでは?

「あ、これは自分のことだ」と思った人は、不健康な習慣が身についている可能性大! です。

夜にスマホのアラームを設定するとき、ついでにメールやSNSをチェックすることはありませんか? そして1時間後。仕事の心配事で頭がいっぱいになったり、Twitterメッセージの嵐にすっかり目が覚めて、フォローに没頭してしまうことはありませんか?

ベッドに入ってスマホを使用している女性
写真=iStock.com/Sabit Basman
※写真はイメージです

スマホのブルーライトには、身体の概日リズム(※)を混乱させる作用があることがわかっています。そのため、寝る直前にスマホを見ると、目が冴えて眠れなくなってしまうかもしれません。

スマホを目覚まし時計代わりに使うのは、やめましょう。本物の目覚まし時計を手に入れるか、ラジオを使うのが賢明です。

アラーム音は穏やかなものを選ぶといいですね。大きな音だと、たとえ目が覚めても不快に感じることもあります。

眠るときは、スマホを寝室の外か、せめて手の届かない場所に置きましょう。

意外と知られておらず実践できていない理想の室温

脳がメッセージを受信し、眠りを促す夜間のメラトニンの分泌を急増させるためには、身体の深部体温が約1度下がる必要があります。

住宅の暖房機能と断熱機能が発達する以前は、日暮れとともに徐々にそして自然に深部体温を下げることができました。

しかし、不自然に温かい環境でぬくぬくと過ごせる現代では、身体の熱をとるのが難しく、脳がメラトニン(睡眠ホルモン)を分泌するための重要なメッセージを受け取りにくくなることがあります。

理想的な寝室の温度は、摂氏約18度です。

寝室の温度を確認してみましょう。おそらく18度よりも高いのではないでしょうか? もしそうだとしたら、エアコンの設定温度を下げるか、ヒーターを切るか、少し外気を取り入れたりもしてみてくださいね。