SNSで同好の士とつながる

子どものころ好きだったことを思い出してみてください。

「ミニカーを集めるのが好きだった」
「魚釣りが大好きで、釣り道具が宝物だった」
「なんと言っても鉄道。蒸気機関車の写真を撮りに北海道へひとり旅をした」

このようにかつて夢中になっていた趣味を、高齢者になってから再開するのもいいと思います。

趣味についてSNSなどを活用してレポートすることで、同好の士との新しい人間関係も生まれるはずです。

「自分にとって面白いもの」に没頭する生き方

イラストレーターのみうらじゅんさんは、「マイブーム」という言葉の産みの親で、文筆業やミュージシャンなど、さまざまな分野で活躍されています。

彼は小学生のころに仏像にはまって以降、フォークやロックなどの音楽、さまざまなスクラップ帳づくりや、世間的にはあまり評価されていなかったもののコレクションなど、「自分にとって面白いもの」「興味の湧いたもの」に没頭してきました。

「自分にとって面白いもの」に没頭する生き方(※写真はイメージです)
写真=iStock.com/vanbeets
「自分にとって面白いもの」に没頭する生き方(※写真はイメージです)

「エッチな写真のスクラップ」とか、もらってもうれしくないような観光地の土産物とか、興味のおもむくまま、没頭して面白がっている様子が、テレビや雑誌でよく紹介されています。

年齢的には高齢者の仲間入りをしているみうらさんですが、容貌も発想力も、若いころから変わっていません。