担当者に「ズバリ聞く」のが一番いい
現在、国内で投資信託は6000本も販売されていますが、つみたてNISAは、一般の方が長期的に利用することでお金を増やせる可能性のある商品を国が厳選・スクリーニングしています。そのため、「投資信託と定期預金のセット商品」を勧められた場合は、つみたてNISAと信託報酬の差を比べてみれば、いかに今自分が買おうとしている商品が割高になっているかがわかると思います。
そして、「●万円分の投資信託をした場合、手数料は全部でいくらになりますか?」とズバリ聞いてみて、定期預金の利息との兼ね合いも計算しながら、じっくり考えてみてください。やたらと高い金利がついている商品は飛びつかず、まず、疑うこと。銀行さんの手前あまり大きな声では言えませんが、個人的には投資信託と定期預金のセット商品は、基本的にお勧めいたしません。
(構成=小泉なつみ)