倉持淳子さんからのアドバイス
夢の実現には、具体化・数値化が必要です。いくら立派な夢を描いても、漠然としたままでは行動が伴いません。夢がかなった状態を数値で定量化し、それをいつまでに実現するのかを決めてこそ、行動計画へと落とし込むことができます。
長期目標の期日が決まったら、その半分を目安に中期目標を設定。さらに逆算して、短期目標とその実現に必要な行動量を1カ月ごとに設定して手帳に書き込みます。短期目標を1カ月に設定するのは、達成感を早く味わえるから。最初の一歩をクリアできるとモチベーションが高まり、行動を習慣化しやすくなります。
習慣化の目安は3カ月です。短期目標を3回クリアすれば、あとは意識しなくても自然に体が動くはずです。3カ月経っても短期目標をクリアできなければ、行動を間違えている可能性が大です。その場合は別のアプローチで目標達成を模索したほうがいいでしょう。
どちらにしても3カ月経たないと、行動の是非はわかりません。そう考えると、最初の3カ月は当初のやり方でひたすら行動すべき。すぐに成果が出ないからといって方法を変えると、いつまでも成果を出すことができないので要注意です。