一流のプロフェッショナルたちは、何を切り捨て、何に力を注ぎ、どのようにしてチャンスをモノにしてきたのか。有限の時間を効果的に活用するためのノウハウと哲学を公開。
横田尚哉さんからのアドバイス
人に仕事を振るときには、まず相手の能力を見極めなくてはいけません。ファンクションで伝えればわかる人と、形で伝えないとわからない人では、仕事の頼み方を変える必要があるからです。
ファンクションで伝えられる相手なら「取引先を納得させるプレゼン資料をつくってほしい」の一言でこちらの意図が伝わるかもしれません。しかし、形で伝えなければわからない相手に同じ指示をすると、まったく見当違いの成果物が返ってくる恐れがあります。形で伝える必要のある相手には、「取引先に訴求したいポイントは○○と××。これらをそれぞれ図解して、データを添えた資料をつくってほしい」と細かく伝えるべきです。指示を出す側はファンクションで伝わることを期待しがちですが、それは勝手な願望。相手の理解度を確認しながら指示を伝えたほうがいいでしょう。
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