一流のプロフェッショナルたちは、何を切り捨て、何に力を注ぎ、どのようにしてチャンスをモノにしてきたのか。有限の時間を効果的に活用するためのノウハウと哲学を公開。

千葉智之さんからのアドバイス

「出逢いの大学」学長
千葉智之
1973年生まれ。大手建設会社を経て、大手総合情報メディア企業に転職。一介の会社員でありながら、のべ会社員数7000人の異業種交流コミュニティをSNS上で主催するコネクター。著書に『出逢いの大学』『やる気の大学』。

やる気は「出る」ものではなく、「出す」ものです。もちろん、うれしいことがあれば勝手にやる気が出るし、辛いことがあれば萎みます。これは人間として自然な感情です。しかし、自然に任せているだけでは仕事を効率的に進めることができません。

自然状態のやる気の波は不安定ですが、それをいかに振れ幅が小さく、周期が一定で、アベレージの高い状態へと導くか。それによってアウトプットは何倍にも増えるはずです。振れ幅をコンパクトにするためには、やる気が下がっているときに気分を切り替える工夫が必要です。例えば残業して気分が乗らないときは、さっさと切り上げて家に帰ったほうがいい。