異業種の知見に触れることが最大の学び
私たちのクロスリバーは複業していないと入社できないルールにしています。これは私が、自分が持っていない異業種の知見を取り入れたいと思ったことが大きいのです。
ベンチャーでは優秀な人材を獲得するのは難しいのですが、「複業」を前提にその人の稼働を時間単位で調達することができ、双方にとって都合がよいのです。
その結果、医師をしながら「働きがい診断サービス」の監修をしたり、実家で住職をしながらクロスリバーの研修サービスを営業してくれたりと、さまざまな業種の人が参画してくれています。
新しい時代の働き方の「お試し」はいますぐ可能
この複業ルールは、社長である私にももちろん当てはまります。そこで、2018年11月からリモートのオンラインアシスタントサービスなどを展開するキャスターの執行役員を務めている、というわけです。
キャスターでは、コンサルティングや社内セキュリティ強化などの業務を行い、小規模なチームも持っていました。
私より断然若い役員陣の斬新な発想や迅速な行動に触れてよい刺激を受け、そのことが、もう1つのメイン業務であるクロスリバーのコンサルティングにもプラスの影響を与えています。
今後は、異質な経歴、そしてさまざまなスキルを持つ人同士が会社の垣根を越えて共同作業をしていく時代になります。そのうえで、副業や複業といった働き方がスタンダードになっていくでしょう。
週に2~3時間でいいので、早めにトライしてみることを強くお勧めします。