顧客との距離を縮める交流で千客万来
(1)iPhoneからいつでもどこでも情報発信
iPhoneのツイッター用クライアントアプリを活用することでオフィスを離れてもタイムリーに情報を発信できる。本田さんの場合は渋谷のモヤイ像でイベントがあった際に現場に急行。ライブ感溢れる投稿がフォロワー獲得につながった。
(2)千里の道も気軽なつぶやきから
基本となるツイッターのウェブサイトのホーム画面では、画面上部のテキストボックスからつぶやきを入力する。まずは「あまり構えたりはせずに日常を題材にとったつぶやきを発信することでユーザーが親しみを持ちやすくなるのではないでしょうか」と本田さん。
(3)ユーザーとのやり取りは店舗で顧客を案内するつもりで
ホーム画面に時系列で表示される、自分がフォローしている人たちのつぶやきはTL(タイムライン)と呼ばれる。店舗勤務の経験もある本田さんはここから顧客の問い合わせを拾い出し、できる限りの応対を心がけている。ときには気軽なやり取りを楽しむこともある。
(4)フォロワー獲得のコツは「まめなフォロー返し」「親しみやすさ」
「フォローしている」とは自分がそのユーザーのつぶやきを見るための登録をしている数、「フォローされている」とは自分のつぶやきを読むための登録をしているユーザー(フォロワー)の数を表す。他社のつぶやきを参考にしだしてから、フォロワーが徐々に増えた。
(5)複数人で使うなら専用のツールが便利
普段のつぶやきに活用している「HootSuite」という無料のツール。インストールが不要なウェブサービスで、メールアドレスの登録だけで使用可能だ。複数のアカウントを管理したり、複数のユーザーでアカウントを共用したりできる。
※すべて雑誌掲載当時
(澁谷高晴=撮影)