マーケッターの眼

混雑は人気の裏返し。目当てのアトラクションに乗れなくても不満客を残さないところにディズニーの底力あり。

テーマパーク部門は大方の予想通り、ディズニーランド、ディズニーシーが圧倒的な強さを見せた。2位のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)と比べると、「接客」「コンテンツ」「雰囲気・センス」の評価がズバ抜けている。

注目したいのは、コンテンツの豊富さだ。USJにも人気アトラクションはあるが、人気が集中するため待ち時間が長く、顧客満足度も下がってしまう。

一方、ディズニーはアトラクションの種類が多いだけでなく、パレードなどのコンテンツも高水準。目当てのアトラクションに乗れなくても、それなりに楽しめる体制が整っている。混雑は人気テーマパークの宿命だが、それでも期待を裏切らない底力が高評価を支えているといえる。

私の注目ブランド→スパリゾートハワイアンズ

今回は調査対象外だったが、スパリゾートハワイアンズ(旧・常磐ハワイアンセンター)がおもしろい。「価格」面での評価が低かったディズニーとは対照的で、スパリゾートハワイアンズはファミリーが1日ゆっくり楽しめる価格設定で、値ごろ感が高く評価されている。また福島県という立地ながら、高速道路のインターの近くで交通の便もいい。「安・近・短」という最近のレジャー傾向にマッチした施設だ。