メルカリのIPOで投資資金が1.6倍に増えたことも
IPOはめったに当選せず(私の実感だと、100回に1回当たればよい方)、当選してもハズレ銘柄の可能性が極めて高く、また、その抽選申込作業は面白くもなんともない、ただただ単調で面倒な作業。しかも、今回のアルマードのようにハズレ銘柄で損をすると、大きな心理的ダメージを被ります。
正直、心が折れそうになるでしょうし、実際、心折れてIPO投資から手を引く人も少なくありません。私も、何度も心折れそうになりました。
しかし、アタリ銘柄(初値が高騰する銘柄)が当選する可能性も、極めて低いとはいえ、決してゼロではありません。
実際、私自身、過去にはリプロセル(公募価格3200円⇒初値1万7800円)やメルカリ(公募価格3000円⇒初値5000円)といった大アタリ銘柄に当選、大儲けしたこともあります。
直近だと、大儲けではないですが、2021年12月24日に当選したサスメド(公募価格1410円⇒初値1500円)は、ささやかなクリスマスプレゼントとなりました。そんな嬉しい経験があるからこそ、今でもひたすら、IPO投資を続けているわけです。
強靭な精神力で誘惑を振り切れるなら大当たりも夢ではない
IPO投資でやることとは、とにかくひたすら抽選に申し込むこと。そして当選してもしっかり吟味して、ヤバいと思えばスパッと辞退、強靭な精神力で振り切り、アタリ銘柄の当選を根気よく待つのみ(今回はそれができずに失敗したわけですが)。
いわば、ボール球には(どれだけ魅力的だと思っても)手を出さず、打てるストライクをひたすら待つこと。ただ、そのチャンスは無制限で、何度でもバッターボックスには立ち続けられるわけです。
それができるのであれば、IPO投資とは、極めてローリスクで、ハイリターンが期待できる投資の一つと言えるでしょう。