「愚直さ」×「常識転覆力」=「突破力」
以上、述べた「愚直さ」と「常識転覆力」が掛け合わされて「突破力」となって与太郎は落語というフィクションの世界ではありますが、最大級の人気者となりました。
「結婚すること」が困難とも言われた江戸の時代において「錦の袈裟」という落語では「賢い女房」をゲットし幸せを手中に収めている描写もあります。また前出の「孝行糖」「道具屋」、そして「かぼちゃ屋」では周囲から大切にされて「職業」まで与えられています。大谷選手の現在の二刀流実現も、「愚直さ」と「常識転覆力」との積でもある「突破力」の賜物ではないでしょうか?
そして何より、与太郎も、大谷選手も「大衆に愛される天然キャラ」です。こういう人材が閉塞感漂う日本を救うのかもしれません。
来年は「バカ」を目指しましょう。