髪を切って好青年に

不良少年が、実は子猫を助けていたり優しい一面を見せたりすると、反動で好感度が急上昇する、という現象があります。最初は悪印象だった人が、次に良いことをするとイメージアップになりますが、小室さんはそんな人間心理を熟知しているのかもしれません。

今年9月、NYから帰国した時のポニーテールは世間をざわざわさせました。好意的に、勉強や就職活動が忙しすぎて髪を切る暇がなかった、と捉える意見もありました。イケメン度がアップしたという説も。

ポニーテールのイラスト
イラスト=辛酸なめ子

でもこれは、小室さんの戦略のひとつだったのかもしれません。秋篠宮さまに面会するために、自宅に美容師を呼んでヘアカットした小室さんはサラサラの短髪の好青年に。ポニーテール姿を見て驚かれた秋篠宮さまも、その変貌ぶりに胸をなでおろされたかもしれません。

蛇足ですが、ちょうど小室さんのポニテが話題になっていた頃「小室氏 髪ばっさり金髪ショートに!『応援してます』などの声」という記事が出て、まさか金髪に? と思ったら、音楽プロデューサーの小室哲哉氏でした。小室さん効果に便乗してTK氏を取り上げる、こうした悪ふざけが眞子さまの症状を悪化させないことを祈ります。

今回来日前に、わざわざ日本からNYへ駆け付けたテレビレポーターをガン無視していた態度の悪さも指摘されましたが、翌日以降はがらりと変わり、会釈しまくる謙虚なキャラに。それを受けて、どちらかと言えば小室さんにネガティブな姿勢だった「アッコにおまかせ!」(TBS系)は、10月3日の放送では、小室さんは空港では31回も会釈したと指摘しました。同日付の「東スポweb」も「小室圭さん4年前の“直角おじぎ”からの変化でわかる『自立心』」と、所作を高く評価。これでまたポジティブな印象を上書きすることができました。