目の緊張も肩こりの原因

目は、知らず知らずのうちに力が入ってしまう場所です。無意識にパソコン画面を凝視したり、イライラして目を吊り上げている人も多いでしょう。

日頃から酷使しがちな目は、体の筋緊張を呼び起こす原因になっています。目の緊張は、首、頭、そして全身に広がっていきやすいのです。眼球は、緊張しているとき、眼筋によって後ろから引っ張られています。

このフレーズでは、奥のほうに押し付けられた目玉がぷかぷかと浮かぶイメージによって、目を緊張から解放していくものです。

目の疲れと緊張をとるためのフレーズ

【魔法のフレーズ2】目玉はいつも水の中でただよっています。

姿勢以外に改善できる症状

・目の疲れ
・ドライアイ
・目の充血
・緊張性頭痛
・目尻や眉間のシワ

私たち人間には、視覚で体のバランスをとろうとする神経回路が走っています。姿勢と目は相互に影響し合っているため、どちらかが緊張すれば、もう一方も緊張してしまいます。その悪循環を断とうというのが、このフレーズです。

ものを見るとき、対象をつかみにいくかのように「見よう見よう」としすぎると、どうしても目は緊張してしまいます。目は、映像を脳に送るだけのレンズにすぎません。ぷかぷかと浮かんでいるかのようなくつろいだ目を通って、映像が入ってくるままに任せてみましょう。

この感覚がつかめると、目があまり疲れなくなります。また、ドライアイ、目の充血、緊張性頭痛などに悩まされることも少なくなるはずです。それに、目尻のシワや眉間のシワも少なくなり、いつも険しい表情をしていた人が別人のようにやさしい表情に変わることもあります。