朝食習慣がない人にもできる3つの方法

朝ごはんを食べる習慣のない人はかなりハードルが高く感じるかもしれません。習慣を大きく変えるのは大変です。ここで、私たちが調査した、朝ごはんを食べていなかった人が「これならできる」と食べるようになったものを紹介します。

① まずは飲み物だけ

たとえば、砂糖なしのカフェラテです。乳製品が入っていると、たんぱく質がとれるのでいいです。豆乳もいいですね。

② 調理がいらないもの

バナナやカットフルーツ、ヨーグルト、ゆで卵をおすすめします。買ってきたものでいいから、パンやサンドイッチ、おにぎりもいいですね。

また、朝ごはんを食べると気持ち悪くなるという人も、インスタントみそ汁なら飲めるということで始めた人がいます。その後、自分で乾燥わかめや高野豆腐を入れて具だくさんになっていったそうです。

③ 楽しみをつくる

仕事の帰りに、成城石井などのちょっといいスーパーで朝ごはんを買って帰ることで続く人がいました。朝起きるのが楽しみになるので、続きやすい。無印良品のレトルトなどもおすすめです。

起床後すぐに食べられない人はオフィスでも

私たちが働く女性を対象に、朝ごはんを食べる習慣のない女性に毎日朝ごはんを提供した結果、食べる率があがりました。「時間がない」「ギリギリまで寝ていたい」「冷蔵庫にものを入れたくない」という人は、カバンやオフィスのデスクに、栄養のつまった常温で保存できるバーを入れておくのはどうでしょうか。できれば起床後2時間以内に朝ごはんを食べられると理想的です。

パソコンで仕事中にスナックバーを手に持つ女性
写真=iStock.com/AntonioGuillem
※写真はイメージです

これを実践して、「6kgやせた」「疲れにくくなった」「午前中の生産性が上がった」「アクティブになった」「気持ちが明るくなった」「PMSや生理痛が軽くなった」など、たくさんの声が寄せられています。

どうでしょうか。「これならやってみようかな」と思えましたか?

鉄分や亜鉛、カルシウムなどの栄養素はふつうに食べていても不足してしまいます。

家で時間がなければ、会社で食べるのでもOKです。楽なものや、楽しいものからはじめてみましょう。