「オーバーシュート」から「第3波」に言葉が変わったが…

「第3波」や「過去最高を記録」という言葉が、幸運にも低調に終わった「オーバーシュート」の代わりに使われています。連日「1日当たりの感染者、過去最多更新 東京は3カ月ぶり350人超『第3波』鮮明」や「国内の新規感染者は1731人……3日連続で過去最多更新」(注1、注2)と報道されています。

バイオサイエンスの実験室の冷凍庫
写真=iStock.com/dhdezvalle
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GoToトラベルで増加したとも指摘されています。地方を守るため、一生懸命旅行していた国民がしょんぼりです。

私は、新型コロナウイルスが季節性コロナウイルスの一つとして吸収された初めての年ではないかと考えています。それは、新型コロナウイルスを冬季の季節性ウイルスとして考え、特別視することを止めるということにつながります。

Googleの感染予測とも考察は一致していた

自律的に考察することは、未来を予測することにつながります。1年が経過し、さまざまなことが明らかになっています。泉美木蘭さんの一般市民としての指摘(注3)はファクトをついていると思います。小林よしのりさんとの共著『新型コロナ 専門家を問い質す』も出版間近のようです。

校了直前に公開されたGoogleの「COVID-19 感染予測」(注4)と本稿の考察は来月付近まで一致していたのも驚きです。季節性コロナウイルスとの交差抗体の話も少しずつ信じてもらえるようになってきました。

さらに新しいウイルスが出現し、世界的医学雑誌『Lancet』がPCR検査の不確実性を報告したことを前コラムでお伝えしました。ほかにも擬陽性偽陰性についても、各所で次第に光が当たるようになっています。

さまざまな方々がファクトを基に合流してきているのは頼もしい限りです。暗闇に閃光弾を打ち上げていたところ、独立した場所から呼応するように閃光弾が複数上がり始めたことをうれしく思っています。