より事態を複雑にしているのが、美智子上皇后の「お考え」のようだ。女性セブン(9月24日・10月1日号)と、週刊新潮(9月24日号)は、美智子上皇后が、眞子さんの結婚問題を大変心配していると報じている。

近頃、上皇后は体調がすぐれないようだ。新潮によれば、ずいぶんと痩せているという。上皇后が検診のために今月11日、宮内庁病院へ出向いたが、4月に歯科に行って以来、およそ5カ月ぶりの外出だという。

この10年あまり、上皇后は絶えず体の変調に苛まれてきた。2015年には心筋の血流が悪くなる「心筋虚血」と診断され、昨年6月には両目の白内障の手術をしている。さらに昨年8月には、早期の乳がんと診断され、9月に東京大学医学部付属病院で手術を受けている。

引っ越して以来、原因不明の微熱が続いていて、左手の指に「こわばり」があるため、趣味のピアノも弾いていないという。その上コロナ禍で、散策もままならないため、精神的なストレスが溜まっているのではないかともいわれる。

紀子さんの誕生日に外出した意図は

上皇后はもともと、婚約報道後に眞子さんとの電話の内容を明け透けに話してしまった圭さんに不信感を持っているそうだ。

今回の久しぶりの外出の日を紀子さんの誕生日にしたのは、「外出を控え続けていた美智子さまが久しぶりに外出されれば、自ずと報道も大きくなるでしょう。すると同日、眞子さまのご結婚に関する世間の視線は減ることになる」(皇室記者=女性セブン)という美智子上皇后の考えがあったのではないかというのである。

新潮は、今年に入っても上皇后が、「生活が成り立たないような方と、眞子は一緒になれるのでしょうか」と周囲に漏らしていたと報じている。

どうやら、上皇や秋篠宮の、この結婚への思いは伝わってこないが、美智子上皇后、紀子さんたち女性陣は、この結婚に強く反対しているというのは間違いないようだ。

眞子さんにとって状況は厳しいままだが、眞子さんの結婚の意志が揺らいだと報じたメディアはどこにもない。

秋篠宮家から職員が逃げ出している

コロナ禍による秋篠宮の「立皇嗣の礼」の延期や、長女、次女の結婚問題など、秋篠宮家はまさに内憂外患ではあるが、さらに大変なことが起きていると週刊現代(9月26日号)が報じている。

冒頭は、悠仁さんが14歳の誕生日を迎えて、宮内庁が公開した動画のシーン。ニコンDFという一眼レフの操作方法を息子に教える秋篠宮。

「今年は父親と二人きりで、この家には『未来の天皇』が二人いると強調されるような内容でした。しかし、親子水入らずのはずなのに、どことなく緊張感がある点が気になりました」(宮内庁担当記者)

秋篠宮については、さまざまなストレスのため酒量が増えている、宮内庁が提供した夫妻の動画で、秋篠宮の手が震えていたという噂が流布している。その秋篠宮家で、職員が次々に辞めているというのである。これはしばらく前の新潮でも取り上げていたが、相当深刻な事態になっているようだ。