「What?(何をしたいか?)」を具体的に紙に書く
夢を入力するときのコツは、頭で思うだけでなく書き出すことです。しかも、パソコンやスマホではなく必ず紙に手書きしてください。そうすることで脳の神経が活性化し、RASのスイッチが入りやすくなるからです。
その際も、書くのはあくまでも「What?(何をしたいか?)」だけです。「How?(どうやって?)」はいっさい書かない、考えないことが大切です。
そして、「What?(何をしたいか?)」を書くときは、できるだけ具体的に書くことです。たとえば「海辺に住みたい」と書いても、それだけではGPSにただ「東京都」と大雑把に入力したようなものです。具体的な住所がなければ、そこへ連れていってもらえません。
どこの海辺なのか、家はどのくらいの広さでどんな間取りなのか……など、夢や目標は視覚化できるくらい詳細に書き出すのがRASをうまく動かす秘訣です。
ピーズ夫妻がどん底からの再起を願って書いた本『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』は、世界累計2700万部という驚異的な大ベストセラーとなりました。夫妻は、思い描いた通り、再び豊かな生活を取り戻したのです。
自分は何をしたいのか? どうなりたいのか?
夢や目標をまず決めましょう。決めた未来から時間が逆に流れてきて、今のあなたを「そうなる」ように変えてくれるのです。