いつものやり方を少し変えると新たな発見がある

ささいなきっかけではありますが、以後、私は2つのことを実践しようと考えるようになりました。ひとつは、世界を広げること。もうひとつが、同じことをするにもやり方を変えてみることです。それらを実現するためにはじめたのが、「毎年10回以上、新しいことにチャレンジする」というものです。

とにかくなんでも経験してみれば、たとえ興味がないと思っていた分野のことも、自分が知らなかっただけで、実はおもしろいかもしれないからです。また、実際に経験することで見方や感じ方が変わって、新たな発見があるかもしれません。そういう目標を自分に課して、それを続けることにより、自分の世界が広がっていきます。

繰り返し同じことをしなければならないとき、私たちは何も考えなくなります。しかし、同じ生活のなかであっても、通勤ルートを少し変えてみるだけでも発見があるかもしれません。愛用している品物を他社の類似品に変えてみたり、お客様との連絡手段をメールから手紙に変えてみたり、とにかくやり方をほんの少し変えるだけでも、得るものはあるはずです。

【関連記事】
こんなときは「どうすれば遊べるか」を考えたほうがいい
コロナ休校で急増中「勉強しなさいバトル」を避ける3つの方法
なぜか「いつも誰かに助けてもらえる人」に共通する3つの行動
定年後に「孤立した迷惑老人」となるオジサンに共通すること
"会社に使われるだけの人"に共通する欠点