SNS上のユーモアを交えた投稿でつながり、危機的な状況を乗り越える

現在、マレーシアは自家用車1台につき1人の移動のみが認められており、夫婦で買い出しに行くことも許されていない状況だ。屋外でジョギングやエクササイズをすることも禁止され、ジョギングをした外国人駐在員らが警察の忠告に耳を貸さずに走り続けたとして一時拘束される事案も発生している。

そのような状況で、ドラえもんからはじまったSNS上のユーモアを交えた投稿は、「コロナ疲れ」にあるマレーシア国民にささやかな笑いをもたらしている。

「ドラえもんは、結果的にたくさんのジョークや笑いをわが家にもたらしてくれました。今の時代はSNSを通じてみんなが強くつながっていることを、こうした危機的な状況下では特に感じ、そのことをまた心強く思います。深刻な状況でも、いかにユーモアを交えてポジティブに生きるかが大切です」(保険会社勤務・50代のマレーシア人女性)

この厳しい状況をポジティブに乗り越えようという団結も生まれはじめているようだ。

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