家庭内バトルを減らす方法1「日付入りの課題を設定する」

一斉休校により1カ月ちかい時間ができたことで、親は大きすぎる目標を立ててしまいがちである。だが、「苦手教科を克服させるぞ」などと気負うと、かえって失敗してしまう。

そうではなく、まず1日。その日に何をやるか書き出す。千里の道も一歩からだ。バトルが起こりそうなら高い理想は引っ込める。数週間のスケジュールをまとめて作るのもやめよう。絵に描いた餅になってはならない。つくっても2、3日分だ。そこで進捗具合を確認して、また2、3日分つくる。その繰り返しをおすすめしたい。

紙に書く
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学校の宿題や塾の課題があるのなら、どこまで何をやるか、1日ごとにスケジュールを立てる。そしてどこまでやればOKか決める。勉強が終われば、漫画を読んでもいいし、YouTubeを1、2時間視聴してもよい。自由時間だっていつも以上に確保したほうがいい。体を動かす時間も設けたい。

学習計画は子供本人が立てられるならそうしたほうがよい。小学6年生や中高生なら可能だろう。親が決めたことであれば逆らいたくなる。だが、自分で決めたことには自分で責任を持つことになり、「家庭内バトル」も避けられる。

家庭内バトルを減らす方法2「課題は確実に越えられる量に抑える」

親が子供に期待をかける気持ちは理解するが、過度な期待をするべきではない。第一、社会を揺るがす今回のようにイレギュラーな事態である。普段できていないのに、こんなときにコツコツと取り組めるわけがない。「時間がもったいないから追加の課題をやらせよう」という親もいるがやめたほうが良い。

子供からすれば、決めたことをやったのにさらに課題を出されたら、芽生えたやる気もうせてしまう。もし追加するにしても、スケジュールを新たに作るときに、さりげなく増やす。あるいはスケジュールを子供に作らせるのであれば、「もう少しだけ増やしてもいいんじゃない」とアドバイスすればいい。

大事なことは、親が勝手に命令して腰折れになってしまわないことだ。