文藝春秋(2月号)も、「眞子さまは小室圭さんを諦めない」というタイトルで特集を組んでいる。

文春は、深刻なのは母親・紀子さんと眞子さんとの“亀裂”が大きくなっていることだと見ている。2013年頃、秋篠宮夫妻と小室圭が初めて会ったとき、心から歓迎したのは紀子さんだったという。

「秋篠宮さまは、まだ二十二歳の娘のご結婚話を、当初から冷静に受け止めていましたが、紀子さまのほうは、圭さんをすぐに気に入られ、絶賛されていました。『こんなに素晴らしい方はいない』『(結婚相手として)理想的』とまでおっしゃっていた。眞子さまは恋人を認めてもらえたことに、心から喜ばれていました」(秋篠宮家関係者)

母娘の仲が決定的になった一昨年の誕生日会見

だが、金銭トラブルが起きて、紀子さんの高い評価が一変した。父親が自殺したことや宗教問題についても、秋篠宮家が知ったのは週刊誌報道の後だった。

秋篠宮も「誠実とはいえない」と不満を漏らすようになったという。

2018年2月6日、加地隆治宮務主管が「納采の儀の延期」を発表する。また、その時配られた、眞子さんが書いたといわれる「お気持ち」では、

「色々なことを急ぎ過ぎていたのだと思います。(略)二人で結婚についてより深く具体的に考えるとともに、結婚までの、そして結婚後の準備に充分な時間をかけて、できるところまで深めて行きたいと思っております」

と率直に述べている。

だが、充分な時間をかけて深めて行けば結婚できると考える眞子さんと、小室圭関連の報道を問題視する秋篠宮夫妻とでは、このあたりから考え方のズレが生じてきたようである。

天皇皇后(当時)の考え方はまた違っていたという。

「これは眞子さまの内心に触れる事柄であり、何人といえども、恐らくはご両親殿下でさえ眞子さまのお考えを待つ以外ない」

そうして母と娘の仲が決定的になったのは、一昨年の秋篠宮の誕生日会見だった。

同席した紀子さんが、「長女の体調がすぐれないため、大丈夫だろうか、どのような思いで過ごしているだろうかと、心配でした」と語ったことが、「結婚賛成から反対に回り、眞子さまを悩ませているのは他でもない紀子さま。眞子さまは、母親は世間体を気にしているだけで、本当に娘を守ろうとしているわけではないと受け止めてしまわれたのです」(宮内庁関係者)