戦後の焼け野原から、世界第2位の経済大国になった日本。その牽引役となった政財界のリーダーの功績や知られざるエピソードなどを紹介していく。
世にない商品開発を支えた超楽観主義
田原総一朗さんが数多く取材をしてきた経済人のなかから、器の大きな人として真っ先にあげたのが、戦後の日本経済の成長を牽引した企業の1つであるソニーの創業者、盛田昭夫氏だ。
「盛田さんはとても気さくな人柄で、新幹線で偶然乗り合わせると、私の隣にいた人に頼み込んで席を替わってもらい、政治の現状などを熱心に質問されました。そうした会話のなかで、『私は超楽観主義者なのですよ』という話を何度も聞きました」
楽観主義といっても、単に鷹揚に構えているわけではなく、落ち込んだり、くよくよ悩んだりしないという器の大きさのこと。盛田氏は営業担当の責任者として、テープレコーダーをはじめ、まだ世の中になかった製品を売り込み、ソニーの経営基盤を築いた。
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