感動は難しさや苦労を超えたところでしか得られない

夢中――。安藤忠雄さんが口にした言葉である。本書は、世界的な建築家である安藤さんが半生を振り返った初の自伝だ。

「新しいことに挑戦する勇気を持って、夢中で仕事に取り組めば生きていけると若い世代に伝えたかったんです」

(二石友希=撮影)