外国人観光客の増加に伴い、新幹線でのトラブルも増えている。もし、迷惑行為やマナー違反を見かけたら、どう対応すればいいのか。鉄道ジャーナリストの東香名子さんがJR東海を取材した――。
2017年1月21日、東海道新幹線が京都駅を出発
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6割以上が「マナーの悪い外国人」を目撃

2025年に日本を訪れた外国人旅行者の数が3900万人を突破し、過去最高を記録した。すっかり観光大国になったニッポン。しかし、それが日本人の神経を逆撫でしているケースがあるという。

特に世間を騒がせているのが、新幹線におけるマナー問題だ。日々増え続けるインバウンド客に比例するように、SNSでは乗車マナーに関する愚痴や炎上投稿が“定番”となりつつある。

車内の雰囲気はそんなにギスギスしているのか。筆者が所長を務める調査サイト「鉄道トレンド総研」で「駅や新幹線、電車の中でマナーの悪い外国人を見かけたことがあるか」というアンケート調査を行った。すると「ある」と回答した人は62.4%。実に半数以上の人が外国人のマナー違反を目撃している結果となった。

文化や習慣の違いがあるのは仕方がないことだ。しかし鉄道会社も「外国人への対応が不十分ではないか」と、しばしば怒りの矛先を向けられている。実際にこの問題にどう向き合っているのか。JR東海広報部への取材を行った。