日本を訪れる外国人観光客は急増している。接遇を行うタクシー乗務員は、どのように英語を身につけているのか。今回、3ステップにわけて、その実態を紹介する。第3回は「実践編」だ――。(全3回)
※本稿は、「プレジデント」(2019年4月15日号)の掲載記事を再編集したものです。
無理して一文で、話そうと思わない
伊藤彰教さんは、6年前から日本交通の子会社・大国自動車交通でタクシー乗務員を務めている。5年前からは一般のタクシー乗務に加え、貸し切りで東京の観光スポットを案内する「東京観光タクシー」のサービスも担当している。同グループ約9000人の中から選抜された、観光や語学などの専門知識を持ったエキスパート・ドライバー70人のうちの1人だ。中でも伊藤さんは主に、英語で外国人客の案内を行っている。
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