「当たり前のレベル」を上げる
あしたのチームには、「当たり前のレベルを上げる」という言葉があります。部署や職種にかかわらず、チームリーダーの口グセでもあります。
これに関しても、四半期ごとにレベルを上げることが目標になります。先述したように、四半期ごとに20%レベルを上げていくことができれば、1.2×1.2×1.2×1.2=2.0736となり、1年後には約2倍のレベルの仕事ができるようになります。
1年前には「とうてい無理だな」と思っていたことが、1年後にはもはや何のストレスもなく当たり前にできるようになる。これが、「当たり前のレベルを上げる」ということです。
たとえば、チームリーダーであれば、自分がそれまでやっていた業務をメンバーに渡し、その一方でよりレベルの高い上司の業務をキャッチしにいきます。その業務ができるようになったら、またメンバーに渡して上司の業務をキャッチしにいきます。こうすることで、リーダーもメンバーも担当する業務のレベルが上がっていくのです。
こういったことを、四半期をワンサイクルとして高速で繰り返していけば、1年間でワンサイクルを回している企業の4倍速で成長することが可能となります。
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