お墓の選び方としては、後継ぎがいらない「利用期限付き」永代供養墓を選択する人が増えています。十三回忌、あるいは三十三回忌までと利用期限が定められ、その後は多くの人と共有する合祀墓に移り、永代にわたり供養してもらうことができるお墓も選択肢の1つです。

二村祐輔(ふたむら・ゆうすけ)
日本葬祭アカデミー教務研究室代表
1953年生まれ。95年日本葬祭アカデミーを創設後、マスコミで葬祭コメンテーターとして活躍中。(社)日本葬祭情報管理協議会代表理事。著書は『60歳からのエンディングノート入門』など多数。
(構成=吉田茂人 写真=iStock.com)
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