寝酒は“百害あって一利なし”。眠れないときに頼りになるのが睡眠薬。使い方を間違えれば効果が薄れるばかりか体調を崩しかねないが、正しい知識をもち、必要なときに適切に使うことで、不眠は解消できる。
不眠のタイプで、効果に個人差あり
なかなか寝つけない、眠りが浅く次の日にまだ疲れが残っているなど、不眠に悩む人は少なくない。そんな「眠れない人」にとって医師が処方する睡眠薬の服用もひとつの方法だ。
睡眠薬というと「ずっとやめられなくなるのでは?」といった依存性に対する心配を抱く人も多いが、「医療機関で処方される睡眠薬は、睡眠薬代わりに飲む人の多いアルコールに比べると慣れや依存はずっと少ない。医師の指示に従って服用すれば睡眠薬は安全で効果的です。どれが一番効くかは、使用する人の不眠のタイプによって変わってきます」とスリープ&ストレスクリニックの林田健一院長は話す。
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