「中国人が日本の“水”を狙っている」……大国に変貌した隣国の住人。彼らへの潜在的な恐怖で噂は噂を呼ぶ。しかし、森林を狙う目的はほかにあるようだ。

「日本の水を狙って中国資本が山林を買い漁っている」――昨年あたりから大手メディアで度々、この話が出回っている。ネットでも夥しい数のサイトで同じ情報が氾濫している。

「先進国ニッポン」の誇りとナショナリズム、中国に対する脅威と不安が入り交じるなか、噂が噂を呼び、それが再び大手メディア報道へと還流して、情報はいまなお拡大再生産中だ。