なかなか外出できない状況にある人の「心」を救う分身ロボットが話題になっている。開発したのは自身も3年半の不登校を経験した青年だ。「人工知能では人の心は癒やせない」と考え、ロボットの世界で実現させた画期的なプロダクトの狙いとは──。
“生駒のエジソン”に高校で弟子入り
【田原】吉藤さんは小学5年生から中学の途中まで不登校だったそうですね。どうして学校に行かなくなったんですか?
【吉藤】私は「健太朗」といいますが、この名前が嫌いでして。というのも、人と比べてよく体調を崩していたんです。小5のときもお腹にガスがたまって、2週間検査入院をしました。
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