今年7月、ある株式取引システムを開発した米ゴールドマン・サックスの元社員が、プログラム流出の容疑でFBIに逮捕された。

その“ある株式取引”がハイ・フリクエンシー・トレード(以下、HFT)だ。直訳すれば「高頻度取引」。高速かつ大容量のトレードを行うことができるコンピュータプログラムによって市場の動きを読み、利益を得る取引のことである。1回ごとの利益は少額でもボリューム次第で確実に莫大な利益を得られることが特長だ。