これからは人生100年時代。老後の備えに不安をもつ人もいるでしょう。しかし「夫婦共働き世帯」であれば、それほど心配はしなくてもいいようです。『共働き夫婦 お金の教科書』(プレジデント社)を上梓したファイナンシャルプランナーの山崎俊輔さんは「仕事と家事・育児の両立は大変ですが、定年まで夫婦とも正社員として働き通すと、約1億円の“ご褒美”がもらえる」といいます。どういうことなのでしょうか――。
なぜ正社員の共働きは約1億円の“ご褒美”がもらえるのか?
「あなたとお金の生存戦略」をテーマに、新しいお金とのつきあい方を考える本連載、今回のテーマは「共働き」です。
共働き夫婦と片働き世帯(専業主婦と会社員)。内閣府の「男女共同参画白書(2018年版)」によると、1980年に専業主婦のいる世帯が1114万だったのに対して共働き世帯は614万。ところが、2017年には専業主婦のいる世帯は641万で、共働き世帯は1188万。この短期間に完全に逆転し、共働き世帯は片働き世帯の2倍近くにもなっているのです。
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